2008年5月19日月曜日

022:傍輩などの、

一、傍輩(ほうばい)などの、主人よりはなつく(鼻突く *譴責・勘当などを受ける、疎遠にされる)事あらば、わが身のうへの事より嘆き給ふべし。その人のひが事などおほせあらば、よきさまに申べし。当座は御心にたがへ(違へ)共、後は心にくゝ(心憎く *奥ゆかしくおぼしめす事也。

極楽寺殿御消息 北条重時

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