2008年7月12日土曜日

058:すこしのとがとてをかすべからず。

一、すこしのとが(科)とてをかす(犯す)べからず。わが身をすこしなりとも、きり(切り)もつき(突き)もして見るに、苦なき事あるべからず。女などのたとへ(喩)に、身をつみて( *つねって)人のいたさ(痛さ)をしる(知る)と申。ほんせつ(本説 *根拠)ある事也。

極楽寺殿御消息 北条重時

0 件のコメント: